DAY 167 第二回全統マーク模試

かれこれ記事を書くのは2か月ぶりである。

というのも、(大学の)試験が立て込んで忙しかったのだ。

仮面浪人2年目という身でありながらも前期は授業を取りすぎてしまい、単位を落とさないように必死に勉強していた。
この期末試験前の詰め込み勉強がなんとなく勉強に対しての嫌気を解消した気がする。

そうして大学の期末試験が終わったのがつい一週間前であった。
期末試験が終わってすぐに取り掛かりはじめたのが、来る第二回全統マーク模試の対策だった。

対策といっても、専ら化学のみを勉強しており、他の教科はまったくであった。
そして今日(この記事を書いている時点ではすでに昨日になっているが)、運命の日を迎えた。

仮面浪人になってから初めてのマーク模試だったが、高校三年間で培われてきた経験が呼び起され、まるで1年のブランクなど無いようだった。

実際、英語のリスニングの時間では、「二回も音声を聞いてもいいなんて楽勝かよ」(大学で受けることになるTOEICでは音声は一回しか流されない)などと思うなどかなり余裕があった。

しかし、一つだけ心残りなミステイクがある。
数学I・Aの時間、私は重大な失敗を犯した。

現役のときは、空欄に入る数字がわかるたびに数字を埋めていたのだが、大学の授業で時間をかけて考える数学に慣れてしまったからか、今回はページをめくるたびにまとめて転記する方法に切り替えていた。

第四問、整数論はこのブログの最初でもやったことからかなり得意で、実際自己採点では満点を記録したのだが、なんと解答を見開きの半分だけ転記して満足し、そのまま次の問題に進んでしまったのだ。(簡単であることを予期し第四問→第三問・確率という順で進んでいた)

それに気づいたのは「解答やめ」の合図の後で、もはや修正する手段など残されてはおらず後の祭りだった。

本番であったなら、このミスで私は12点を失っており、センター数学でほぼ100点を求められる医学部の受験では致命的なものであることは想像に難くないだろう。

本番ではなかったことだけが救いだが、何か対処法を考えなくてはならないだろう。

さて、自己採点の結果についてここに記す。

英語:192/200
リスニング:50/50
換算得点(英語合計×0.8で計算):193.6/200
数学IA:83/100
数学IIB:94/100
国語:143/200
物理:64/100
化学:79/100
地理B:55/100

合計:711.6/900(79%)

もちろん、化学や物理などではまだ出題範囲が狭いことも考慮しなくてはならないが、この点数は現役時のセンター試験の点数より高い。
もしあのときこの点数+αがとれていれば、岐阜大学医学部地域枠推薦に出願することができ、今とはまったく違う人生を歩んでいたかもしれないと思うと、なんとなく不思議な気持ちである。

ただ、反省すべき点も十二分にある。
数学について、できれば90点以上を安定して出せるようにしたい。
数学IAでは90点台を下回っており、少し厳しい状態である。
というか、数学で100点を出せないようでは数物科学類・数学コースの名折れである。
また、理科科目も依然高い点数とは言えず、化学もこの一週間で勉強したことについては成果が出たが、まだ勉強できる余地があるといえるだろう。
そして物理については、現役のころからまったく成長していないといえるレベルで、よくこんな成績で数物科学類に入学した当初は物理を専攻したいと考えていたものだ、と嘆きたくなる。

そして、医学部を受験する上で馬鹿にならないのが、文系科目である。

英語はもはや勉強しなくても問題ないだろう(医学部では基本的に英語の配点が低いのが悔やまれる)が、国語、地理はかなり厳しい点数である。
(第一志望・金沢大学医学類では)いくら配点が半分になっているからといっても、国語・地理は合計して150点もあり、今回の成績の換算点数は71.5+27.5=99点で、51点も落としている。
満点が450点であるから、11%も落としていることになり、かなりの大損害である。

医学部に合格するためには、細かいところを確実に取っていくことが重要だろう。