DAY 238 第三回全統マーク模試

・・・とりあえず、自己採点の結果を見てもらいたい。

地理:51点
国語:107点
物理:57点
化学:63点
数学IA:81点
数学IIB:67点
英語(筆記):187点
英語(リスニング):50点
英語(合計×0.8):189.6≒190点

合計点数:616点(68.4%)
(金沢大学医学類 換算点数 304点-2017年の合格最低点より57.5点低い)

 

私は目を疑った。

前回のマーク模試と比べ、なんと95点も減っているではないか。

これはひどいとしかいいようがない点数で、もうわけがわからなかった。

ここは、より具体的に考察するためにそれぞれの点数がどれだけ変化したかを考えたいと思う。

地理:-4点
国語:-36点
物理:-7点
化学:-16点
数学IA:-2点
数学IIB:-27点
英語(筆記):-5点
英語(リスニング):±0点

あまりにもひどい。ひとつとして点数が上がっているものがない。

地理に関してはまったく勉強していないので仕方がないし、何よりさして下げ幅は大きくない。

まず国語について。

さらに詳細に、それぞれの大問についての下げ幅を考える。

大問1(現代文・評論):±0点
大問2(現代文・小説):-12点
大問3(古文):-5点
大問4(漢文):-29点

なにをやらかしたかは明らかで、これは確実に漢文である。

そもそも前の模試で40点とれていたほうがおかしく、成功は私の目を眩ませたのだ。
なぜ何もやっていないのに点が取れることがありえるだろうか?

ただただ運がよかっただけである。
現代文に関しては、ただしっかりと考えろとしか言いようがないので、とりあえず明日ごろに届くセンター対策本でなんとかする。

もし古文・漢文が完全にできるようになったら何点増えるか?

もちろん100点増えるし、金大医学類換算しても50点増える。
これはやるしかない教科だ。

続いて物理について。

まあ勉強していないのでさして点数は変わっていないのだが、これも先ほどと同様に考えると、物理を完璧にすれば100点増える。
150点増えればもう8割5分である。

続いて化学について。

これも大問ごとに見ていきたい。

1:-3点
2:-8点
3:-5点
4:-3点
5:+3点
6:+1点

おそらく唯一今回の模試で点数が上がったのが5~6だろう。
ここはこの数か月間勉強してきた無機化学有機化学であり、これがとれなかったらこの数か月間が無駄になってしまう。

いちばん下げ幅の大きい大問2は、気体、固体の溶解度、希薄溶液の性質という単元で、現役時代にも、もっとも苦手とした分野である。とくに、できるはずの混合気体の問題を、勘違いで(pV=nRTを変形してn=を出すところをn=RT/PVとしてしまった。今まで気づかなかったことが恐ろしい)落としてしまったことでパニックを起こし、そのあとの問題をすべて落としてしまったのがかなり大きい。

何よりAnkiには理論の問題をほとんど入れていないため、復習の機会がまったくないのも問題である。

記述模試が定員オーバー受けられなくなってしまったので、来週は4連休がある。
明日から11月までの一週間でどれだけ前回までとのギャップを埋められるかが、これからの勝負となるだろう。

最後に数学IIBについて。

1:-4
2:-12
3:-7
4:-4

どれも等しくひどいが、とくに下げ幅が大きいのが2、微分積分の問題である。
おそらく最も大きい問題は、大問1で時間がかかりすぎてしまい、後半の問題に負担がかかりすぎたことである。
とくにlogに関する問題では、ほとんど正解だったものの大きく時間ロスをした。

また第三問、数列では、等比数列を等差数列と間違えるというひどいミスを犯し、時間をロスした。
さらによくわからないミス(まだ復習していないのであとからわかるだろう)をしてできるはずの問題を失っている。

ベクトルについては、問題演習量が足らないことがはっきり浮き出た。
ベクトルの部分をチャート式で補う必要があるだろう。

 

さて、一通りとくにひどく落とした教科を見た。
対策方法もしっかり用意したし、明日からはそれを淡々と実行するだけである。

模試の結果を見て落ち込むことは誰にでもできるが、それをしている暇があったら、「なぜそんなことが起きたか」「次からはどうしたらよいか」を考えたほうが有益である。

さあ、勉強を始めよう。