DAY 1 倍数判定法

今回は倍数判定法について学習した。

使用した参考書はチャート式だが、インターネット上の情報も参考にした。

「倍数判定法」の証明

倍数判定法の証明については、次の定理が重要となる。

定理1 整数A,N,q,rについてA=Nq+rとかけるとき

ANの倍数 \Leftrightarrow rNの倍数

証明

(\Rightarrow)

ANの倍数であるから、ある整数kが存在して

A=Nk

これをA=Nq+rに代入して

Nk=Nq+r

よってr=N(k-q)

したがってrはNの倍数である。

(\Leftarrow)

rNの倍数であるから、ある整数lが存在して

r=Nl

これをA=Nq+rに代入して

A=Nq+Nl

よってA=N(q+l)

したがってANの倍数である。

証明も難しくないが、この定理を用いれば簡単に倍数の判定法を導くことができる。

例題 5桁の数が9の倍数である必要十分条件は各位の和が9の倍数であることを示せ。
回答 5桁の数をabcdeと表すと

abcde=10^4a+10^3b+10^2c+10d+e

=9(1111a+111b+11c+d)+a+b+c+d+e

したがって、定理1よりabcdeが9の倍数である必要十分条件a+b+c+d+eが9の倍数であることである。

よって題意は示された。

ここでは9の倍数の場合のみ示したが、他の場合でも同様に示される。

 

以上について学習した。

正直あまり勉強できたとは思っていない。

現在私は大学の春休みの真っ只中にあるのだが、休みだからといってだらけずしっかりと勉強したい。

当面は4時間勉強を目標とする。

 

今日の勉強時間

  • 新課程 チャート式 基礎からの数学I+A:1時間10分

 合計:1時間10分